高校1年のカナダ留学日記

高校生からの視点で気になったことや新たな気づき等をマイペースに載せてます!

カナダ留学 一時帰国?留学続行? 親戚の訃報について適切な判断とは

みんさんこんにちは! 権蔵(ごんぞう)です。

 

 

 

先日僕の曽お婆ちゃんが亡くなりました。

 

結論から言うと僕は一時帰国はせず、そのまま留学を続行することを決めました。

 

 

このブログを読んでくださったみなさんにはいつ親戚や家族が亡くなるかわからないということを心に刻んでもらえたらなと思います。

 

 

 

まずは長いですが僕の曽お婆ちゃんが亡くなるまでを記したので読んでみてください。

 

 

留学して約1ヶ月が過ぎた頃、コーディネーターから緊急の電話がありました。

その内容はというと、僕の曽おばあちゃんが亡くなったということ。

 

曽お婆ちゃんは高齢で、留学に行く前から入退院を繰り返していたため仮に留学中亡くなったら一時帰国するかそれとも留学を続行するかを両親と事前に話し合っていました。

生まれた時からすごく可愛がってもらっていたらしく、認知症で僕のことがわからなくなるまで会うたびに可愛がってくれました。そんな曽お婆ちゃんが亡くなるとは当時の僕は思ってもみなかったため、多額な留学費用のことだけを考えて一時帰国はしないという結論に至り、両親にはそう告げました。

 

しかし留学中に訃報は起こってしまいました。悲しみよりも先に驚きがこみ上げてきました。親戚が亡くなったのは生まれてから初めてだったためということが大きな理由かもしれません。

徐々に悲しみも湧き上がり電話相手のコーディネーターに口先だけで何も考えず一時帰国したい、と言いました。

 

そして本来ならば許されてはいない両親との通話が許され、すぐに両親からも連絡がきました。そして一時帰国するか、それとも留学を続行するかについて10分くらい話し合いました。

約1ヶ月ぶりに両親の声を聞き、少し落ち着きました。

両親の意見としては曽お婆ちゃんのことをそこまで思ってくれて嬉しいが、コロナウイルスや留学を成功させることを考えると一時帰国には反対とのこと。

 

特にコロナウイルスが大きな原因。仮に一時帰国したとして、その期間中に日本のゲートが封鎖されてしまったらカナダに戻ってこれなくなってしまうとのこと。カナダで生活して初めてコロナウイルスのせいで行動が制限されることになり中国に怒りを覚えました。

 

しかし両親はあくまで僕の意見を尊重すると言ってくれ、最終的に一時帰国はせず、留学を続行するとの判断に至りました。

そして時間の許される限り両親から質問攻め。笑 全部答えたところで通話を切りました。

数十分後コーディネータから最終的な判断を聞かれ、一時帰国せずにこのまま留学を続行すると告げました。

 

 

こんなことが留学して1ヶ月の僕の身に起こりました。

 

しかし今のタイミングではコロナウイルスの影響を考えると一時帰国は難しいのではと思います。そのため僕の場合は選択肢が1つになったようなものでした。流石に一時帰国中に日本のゲートが閉じてしまったら留学どころじゃないですからね。

 

やはり留学前に訃報が起きたらどうするかを家族とよく話し合うことが大事です。留学前に自分の意見をきちんと伝え、家族の意見を聞くことで早く判断を下せることができます。留学中最終的な判断を下すのは家族ではなく自分だと思います。

 

仮に一時帰国したら英語力が伸びなかった言い訳を作ってしまう。そして仮に留学を続行すればいつかは必ず後悔する。どちらを選ぶかは自分で決めることになります。

 

僕はコロナウイルスの影響で後者を選ばざるを得なかったが、やはり留学に行く前にお礼を言えなかったことが心の残りになってます。あの時お礼を言えたらな、とふと思う時があります。

 

まあ、最終的な判断を下すのは自分ですし、自分の後悔の少ない方を選べば良いと思います。

 

でもお世話になった人であったら僕はやはりまず一時帰国を考えます。